2018年12月08日

学会誌「形の文化研究12号」準備中

学会誌「形の文化研究12号」は2019年3月発行を予定しています。
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2018年11月20日

形の文化会第 69 回フォーラム(秋田)ご報告

去る11月17日(土)-18日(日)、「秋田の文化とかたち」をテーマに秋田大学にて形の文化会第 69 回フォーラム(秋田)を開催しました。
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2018年10月30日

『かしこいのは だあれ?』中川素子・文

形の文化会会員・中川素子先生の新著が出版されましたのでお知らせします。

『かしこいのは だあれ?』
バーサンスレンボロルマー・絵
中川素子・文

kashikoinohadare.jpg

ISBN 9784097268048
判型/頁 B5判よこ/32頁
定価本体 1400円+税

(小学館・書籍紹介ページより引用 https://www.shogakukan.co.jp/books/09726804

ーーーーー(内容紹介) ーーーーー

大切なことをこどもに伝えたい絵本シリーズ
昔むかし、おしゃかさまが小さな鳥のシャコだったときのお話しです。
ヒマラヤのやまおくに、大きなベンガルぼだいじゅがありました。その木陰に、ぞうと、サルと、小さなシャコが住んでいました。力持ちのぞうは、みんなのために大きなものを運んだり、身軽なサルは、木に登って、危険を知らせたり、もの知りなシャコは、暮らしに役立つ話をして、3匹は、お互いに助け合って仲良く暮らしていたのです。
ところが、ある日、つまらないことで、ケンカをはじめました。
そして、だれがいちばんもの知りで賢いか、言い争いになってしまいました。
どうやったら、だれが賢いのかわかるのでしょうか?
3匹は仲直りできるのでしょうか?

ジャータカ物語とは、おしゃかさまの前世の物語です。おしゃかさまは、前世で動物など様々な生を受け、善行を積んできたから、偉大な仏になったと信じられています。そして、このジャータカ物語は、仏教の教えだけにとどまらず、人間としてのあり方が、寓話性豊かに語られているところから、イソップ、グリムなど世界の説話文学に影響を与えています。
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2018年10月29日

形の文化研究11号発行

学会誌「形の文化研究 11号」を発行しました。

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第 69 回フォーラムテーマ 「秋田の文化とかたち」(2018.11.17-18)

形の文化会第 69 回フォーラム(秋田)のご案内
テーマ 「秋田の文化とかたち」
平成 30(2018)年 10 月吉日

酷暑の日々もすぎ、ようやく爽秋の候をむかえました。会員の皆様にはご清祥にてお 過ごしのことと存じます。 さて、今回のフォーラムは「秋田の文化とかたち」をテーマに秋田大学にて開催いた します。秋田は、伝統工芸や民俗芸能、多くの「祭り」でよく知られますが、他方で 18 世紀の藩主佐竹曙山、藩士小田野直武らの秋田蘭画や、平賀源内の招聘のように、 いち早く近代文化の導入を実践した革新の精神にとむ文化圏です。画家藤田嗣治も、こ の地で大作《秋田の行事》(1937) を制作。世界の現代芸術に衝撃をもたらした舞踏家 (Butoh)土方巽の活躍も、生地秋田の風土をおいては成立しえなかったでしょう。 こうした周知の秋田文化の豊かさについて、このフォーラムは新しい観点から秋田の 「かたち」を追究します。特別講演は、秋田大学教授・国際資源学部附属鉱業博物館館 長今井忠男先生をお招きし、鉱山と文化の関連をテーマとして論じていただきます。18 日(第二日)の特別鑑賞会・市内見学会も本会ならではの意義深い内容です。皆さま、会 員以外の方とも、ぜひお誘いあわせのうえ、ふるって本フォーラムにご参加ください。

形の文化会会長 前田富士男
事務局長 中村 治
世話人 石井宏一・粟野由美


≪記≫


日時 2018 年 11 月 17 日(土)13:00〜17 :30
         18 日(日)  11:20〜15:00
会場 秋田大学 国際資源学部附属 鉱業博物館
〒010-8502 秋田県秋田市手形字大沢 28 番地の 2
(1.秋田駅西口バス乗場 12 番「大学病院行」10 分〜鉱業博物館入口下車 〜徒歩 5 分 2.秋田駅東口より 徒歩 30 分)
地図 http://www.mus.akita-u.ac.jp/about/accessJ.html

・参加費用
第一日 フォーラム参加費 1,000 円
    懇親会費 4,000 円程度(参加者)
第二日 @特別鑑賞会(昼食・含む) 4,000 円予定(参加者)
    A市内見学会(各会場で参加者清算)

<プ ロ グ ラ ム >

2018 年 11 月 17 日(土)/第一日
会場:秋田大学 国際資源学部附属鉱業博物館 )
12:00 開場(受付開始)

◆フォーラム
13:00〜13:05 会長挨拶 前田富士男
・研究発表 (発表 25 分+質疑応答 10 分)
@ 13:05〜13:40 「ゲーテの鉱物学と C.G.カールスの地景画」 前田 富士男 (中部大学客員教授・慶應義塾大学名誉教授)
A 13:45〜14:20 「形のありか──坂巻正美《鯨談義》とリレーショナル・アート」 一條 和彦 (北海道教育大学教授)
B 14:25〜15:00 「秋田蘭画をめぐって」 金子 務 (本会名誉会長)

・国際資源学部附属鉱業博物館 15:00〜16:00 (自由見学+休憩)
・特別講演 16:00〜17:00 「鉱山絵から読み解く秋田の鉱山技術史」 今井 忠男氏 (秋田大学教授・国際資源学部附属鉱業博物館館長)

───── 特別講演者プロフィール ─────
今井忠男:秋田大学国際資源学部教授(工学博士、岩盤工学・鉱業史)、秋田大学国際資源学部 附属鉱業博物館長。1965 年京都府宮津市生まれ。1988 年秋田大学鉱山学部採鉱学科卒。1993 年北海道大学大学院博士課程、秋田大学鉱山学部助手をへて現職。骨材資源工学会会長、 秋田県採石研究会会長、砕石研究会副会長を務める。<近年の主な業績>「阿仁鉱山史の 研究」、「菅江真澄が歩いた阿仁鉱山」、「古代秋田城の築地塀を構成する白色および褐色粘 土の互層構造について」、「砕砂の新たな生産法と研磨法の提案について」ほか。

討論 17:00〜17:30 ・閉会 17:30

●懇親会 18:30〜20:30 地産地消「心海」(秋田市中通 4-14-24 TEL:018-833-1033)


2018 年 11 月 18日(日)/第二日
<幹事会>10:00〜11:00
会場:秋田大学教育文化学部4号館

◆特別鑑賞会(昼食・含む) 「秋田舞妓」演舞鑑賞
集合 11:20 秋田市千秋公園内・旧料亭「松下」玄関 (「松下」 電話:018-827-3241/http://www.matsushita-akita.jp

※特別鑑賞会の参加希望者は必ず、11 月 10 日(土)までに秋田大学・石井宏一准教授 にメール申込をしてください。
メール: 石井宏一

◆市内見学会
集合 12:45 秋田市千秋公園内 佐竹史料館入口
見学コース:千秋公園(佐竹史料館、久保田城表門ほか)・秋田県立美術館(藤田嗣治作品)など

終了予定 15:00
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2018年08月14日

第69回フォーラムは秋田にて11/17-18

2018年度秋季フォーラム(第69回フォーラム)は初秋の秋田にて、11月17日(土)に開催します。
会場は、秋田大学附属鉱業博物館を予定しています。
研究発表会、特別講演会の後は、秋田ならではの文化に触れる貴重なイベントを予定しております。
また、温泉場にご宿泊いただき、翌18日(日)もエキスカーションを予定しております。
形の文化会会員の皆様、ご参加のスケジュールを組んでいただけますよう。
研究発表のお申し込みは、10月下旬を目安に、タイトルと概要を添えて、形の文化会事務局までお申し込みください。

8月下旬に、フォーラム特別講演やエキスカーションなどの情報をお知らせする予定です。
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2018年05月09日

2018年度総会・大会詳報

今回の大会は、南京町誕生150年で沸いている神戸にある神戸山手大学を会場に、「装身具の形」をテーマに開催いたします。
今回は3名の研究発表と、小磯学氏(神戸山手大学現代社会学部観光学科教授)による特別講演「南アジアにおける赤メノウ(紅玉髄)の装身具」を予定しております。
皆様のご参加をお待ちしております。
会員以外の方も、ぜひお誘いください。
また、終了後は神戸山手大学近隣にて研究発表者、特別講演者を囲んでの懇親会を予定しております。
親睦・交流の場としてご参集ください。

形の文化会
会長 山口義久
事務局長 中村治
世話人 井上尚之
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日時:2018年5月12日(土)13:00-17:30(11:00-13:00幹事会、18:00-懇親会)
会場:神戸山手大学 3号館211号室(幹事会212号室)
   兵庫県神戸市中央区中山手通6−5−2
   (最寄駅JR元町駅、阪神元町駅、山手幹線地下鉄県庁前駅、いずれも西口/生田文化会館・相楽園向い)

<プログラム>
入場受付 12:30-
総  会 13:00-13:25
大  会 13:25-13:30 会長挨拶 山口義久
研究発表(発表25分+質疑応答10分)
13:30-14:05「「桑(そう)」と名付けられた理由 ―『周禮』『捜神記』を手掛かりに―」白雲飛(大阪府立大学客員研究員) 
14:10-14:45「深さから遠さへ:仏壇屋におけるエスノグラフィからの仏教空間の造形の考察」片桐尉晶((有)片桐仏壇店 アトリエピアノ代表) 
14:50-15:25「富裕都市芦屋のごみ収集巨大真空ポンプ〜ごみ収集車は無用」井上尚之(神戸山手大学教授)
15:25-15:30 休憩
15:30-17:00 特別講演
       「南アジアにおける赤メノウ(紅玉髄)の装身具」
        小磯学 氏(神戸山手大学現代社会学部観光学科教授)
       ※小磯学氏プロフィールは一つ前のブログ記事をご参照ください。 
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2018年04月26日

2018年度大会は5月12日(土)神戸山手大学にて

5月12日(土)に神戸山手大学にて形の文化会2018年度大会を開催します。
詳細は追ってお知らせいたします。


テーマ:「装身具の形」

特別講演者:神戸山手大学観光学科教授 小磯学氏

●プロフィール:
1960年生まれ。東海大学文学部史学科考古学課程卒業(近藤英夫先生に師事)後、インドのプーナ大学デカン・カレッジ考古学部M.A.課程とPh.D.課程(シンデ先生に師事)、立教大学文学研究科(小西正捷先生に師事)で学ぶ。インド・パキスタンでインダス文明遺跡の発掘・研究に従事した後、南アジアの衣食住などの研究に着手。ここ数年はインド北東部のナガランド州で、伝統的な首飾りと祭りや観光との関係について調査を継続中。2007年より神戸夙川学院大学観光文化学部観光文化学科、2015年より神戸山手大学現代社会学部観光文化学科で教鞭を執る。

●講演内容:

 インド西部の紅玉髄(赤瑪瑙、カーネリアン)の産出地は、世界でも有数の品質を誇ることで知られている。今日に至るまで数千年前から採掘され、職人らが主に手による加工によってビーズなどの装身具に仕上げてきた。ただし今日では、ダイアモンドやサファイアなどの「貴石」に対して紅玉髄はグレードの低い「準貴石」の扱いとなり、急速にその文化的な価値を失いつつある。
紅玉髄製装身具の製作と使用の歴史と現状、そして観光とも関わる今後の可能性について概観する。

(キーワード:インダス文明 紅玉髄〔carnelian〕製ビーズ 工芸 交易 民族集団ナガ ナガランド州 正装と祭り)


●タイムスケジュール:

13:00〜13:30…総会

13:30〜15:30…研究発表

15:30〜17:00…特別講演:小磯学氏

17:00〜17:15…質疑応答

●参加費 1,000円
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2018年02月16日

第68回フォーラム(東京)3月4日(日)13:00〜17:00

形の文化会第68回フォーラム(東京)のご案内
テーマ「美術現場のかたち」

平成30年2月吉日


寒い日が続きますが、ほのかに春の気配も感じられるようになってきました。会員の皆様におかれましてはますますご健勝のことと存じます。
今回のフォーラムは「美術現場のかたち」をテーマにして開催いたします。今回は3名の研究発表と、母袋俊也氏による特別講演「絵画における精神性とフォーマート(仮題)」を予定しています。
皆様のご参加をお待ちしております。会員以外の方も、ぜひお誘いください。
なお、終了後、懇親会を予定しております。親睦・交流の場としてご参集下さいますようお願いいたします。
形の文化会 会長 山口義久
事務局長 中村 治
世話人 粟野由美


≪記≫


日時  2018年3月4日(日)13:00〜17:00(終了後、懇親会あり)
会場  東京造形大学 原宿サテライトオフィス
東京都渋谷区神宮前2-32-5 「BPRスクエア神宮前1」6F
(東京メトロ千代田線「明治神宮前」駅徒歩6分、
JR「原宿」駅徒歩9分)
地図→
https://goo.gl/maps/6P7hKpN84hk
参加費 1,000円、(懇親会費 4,000円程度)

【プログラム】
13:00 開場(受付開始)

◆フォーラム
13:30〜13:35 会長挨拶 山口 義久

・研究発表 (発表25分+質疑応答10分)
@ 13:35〜14:10
「滋賀県 大津祭り調査報告――西王母 桃山――」
重信あゆみ(大阪府立大学研究員)

A 14:15〜14:50
「建築と環境としてのミュージアム――横須賀美術館をめぐって」
横須賀美術館 学芸課 工藤香澄

B 14:55〜15:30
「制作の過程に添う――アーティスト・イン・レジデンス(AIR)の実践から」
近藤由紀(トーキョーアーツアンドスペース プログラム・
ディレクター/東京都現代美術館 育成支援課長)

15:30〜15:45 休憩

・特別講演
15:45〜16:45「絵画における精神性とフォーマート(仮題)」
母袋俊也氏(東京造形大学教授、美術家)

・討論
16:45〜17:00

・閉会

 ◆懇親会 17:30〜19:30 会場未定:原宿駅界隈予定

特別講演者プロフィール
母袋俊也氏:
1954年長野県生まれ。1978年東京造形大学卒業。1983〜87フランクフルト美術大学J・ヨヒムス教授に学ぶ。1983年渡独、1986年複数パネルの連携による絵画の着想を得、以降複数パネルをフィールドに、絵画表現における〈フォーマートと精神性〉の相関をメインテーマに制作を展開。1995年偶数パネル作品を「TA」系と命名。1999年野外作品「絵画のための見晴らし小屋」を制作開始、2003年越後妻有トリエンナーレほか各地に制作設置、「TA」系絵画と並行し制作展開する。2001年正方形フォーマート「Qf」系の開始。
1979年の初個展以降、ギャラリーヴィレムス、ストライプハウス美術館、ギャラリーなつか、 IBMギャラリー、アートフロントギャラリー、埼玉県立近代美術館、辰野美術館、青梅市立美術館など 国内外で個展、特集展示。大邸アジア美術展(韓国)、SSA展(エジンバラ)、越後妻有アートトリエンナーレ他グループ展多数。
論文:「絵画における信仰性とフォーマート」(1992年)、「絵画の内側から見たゲーテ色彩論」(2005年)、「母袋俊也 絵画 マトリックス」(2001年)など

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次回「形の文化会 2018年度大会」の発表者募集のお知らせ
5月頃に大阪にて、総会・大会を開催する予定です。大会での発表を希望される方がいらっしゃいましたら、この機会に是非よろしく御願い致します。
形の文化会事務局
599-8531 堺市中区学園町1-1
大阪府立大学 高等教育推進機構 中村治研究室気付
E-mail: nakamura@hs.osakafu-u.ac.jp
Tel: 072-254-9624/Fax: 072-254-9933
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2018年02月03日

第68回フォーラム(東京)開催のお知らせ

2018年3月4日(日)13:00より、東京で第68回フォーラムを開催します。
どなたでも聴講できますので、ご関心お持ちのかたは日程をご予定ください。

会員への研究発表募集は2月2日で締め切りました。
近々、プログラム、タイムテーブルを告知いたします。
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