2012年02月01日

2月3日、近代芸術学研究会@慶応三田のご案内

前田富士男先生より、「近代芸術学研究会」のご案内をいただきました。
皆様お誘い合わせの上どうぞご参加ください。

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研究講演会「クラシッシェ・モデルネにおける生命研究」
2012年2月3日(金曜) 午後2時〜4時30分
慶應義塾大学三田構内 大学院棟7階 374番教室

「ドイツ近代絵画と生命中心主義」
 前田富士男(中部大学人文学部教授)
「近代建築にみる生命への関心」
 後藤文子(慶應義塾大学文学部准教授)
「ハンス・ドリーシュの新・生気論」
 米本昌平(東京大学先端科学技術研究センター特任教授)


主催:「近代芸術学研究会」
   中部大学人部学部 前田富士男研究室内
   email: maedafujio@isc.chubu.ac.jp


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2011年12月20日

にほんのかたちをよむ事典

皆様待望の!
形の文化会編「図説にほんのかたちをよむ事典」(工作舍、税込3,990円)がいよいよ本日、2012年12月20日より店頭販売のはこびとなりました!
工作舍・米澤編集長の手により、A5版532ページのボリュウムで大変見応え、読み応えのある一冊仕上がっております。
書かれている文章内容とともに、洒落と言葉への愛が随所にちりばめられた読み物です。
形の文化会会員には、一冊謹呈いたします。
是非、ご関心お持ちのお知り合いにもご紹介ください。
全国の書店、amzonなどネット書店、工作舍のオンラインストア等でお求めいただけます。

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2011年12月10日

12月17日(土)東京フォーラム開催のご案内

来る12月17日に、下記の要領で形の文化会を開催します。
ふるってご参加ください。
学会員でない方の参加も歓迎いたします。

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形の文化会 東京フォーラム
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■日 時:12月17日(土)11時00分〜17時00分
■会 場:慶應義塾大学三田キャンパス 南校舎7階477番教室
■会 費:1,000円(会員)、1,500円(会員外)
■プログラム(予定):
   11:00-11:10 会長挨拶:金子 務(大阪府立大学名誉教授)
   11:10-11:40 研究発表:黒田 和士
          (東京芸術大学大学美術館学芸研究員)
          「カンディンスキーとタトリン《第三インターナショナル》タワー」
   11:40-12:10 研究発表:森山 緑(慶應義塾大学大学院博士課程)
          「フランツ・マルク《青い馬の塔》(1913年)−<結晶的>フォルムと危機意識」
   12:10-13:30 昼休み
          (幹事会 12:15 -13:15 研究室棟地下1階第1会議室)
   13:30-14:00 研究発表:三田村 o右(筑波大学名誉教授)
          「ホログラフィー・アートの展開」
   14:00-14:30 研究発表:片桐保昭
          (北海道大学大学院文学研究科専門研究員)
          「環境の経験と創造における穏やかなプラトー」
   14:30-15:00 研究発表:三井 秀樹(筑波大学名誉教授)
          「ジャポニスムとクールジャパン−グローバリズムと日本文化」
   15:00-15:30 テーマ講義:宮崎 興二(京都大学名誉教授)
          「五重塔とスカイツリー」
   15:30-15:45 休憩
   15:45-17:00 特別講演:岩城 紀子氏
          (東京都江戸東京博物館学芸員)
          「都市と塔のものがたり〜バベルからスカイツリーまで〜
          −江戸東京博物館 ザ・タワー展 展示紹介」
   17:30-   懇親会
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2011年12月06日

ワークショップ「ティンクトーラで描く岡本太郎」ご案内

只今、川崎市岡本太郎美術館で開催中の展覧会『虚舟 科学と芸術の婚姻』展関連イベントとして出品作家の能勢伊瀬雄さんが、今度の日曜にワークショップ「ティンクトーラで描く岡本太郎」を行います。

「ティンクトーラで描く岡本太郎」
12月11日(日)14時〜17時
対象:中学生以上
定員20名
申し込み:電話受付(先着順)
岡本太郎の《傷ましき腕》を写生します。
http://www.taromuseum.jp/exhibition/event.html

この展覧会には、形の文化会関係者の粟野ユミト、植田信隆氏も出品しておりますので、あわせてご観覧ください。
よろしくお願いいたします。

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2011年10月10日

ルネ・ラリック作「羽のある天使」@『世紀末のかたち』展

府中市美術館で2011年11月23日まで開催されております『世紀末のかたち』展の図録に、形の文化会会長・金子務によるテキスト『ルネ・ラリック作「羽のある天使」』が掲載されております。
機会がありましたらお手に取ってご覧下さい。
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2011年09月11日

第55回 形の文化会フォーラム(京都):テーマ「人の形、人生の形」

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第55回 形の文化会フォーラム(京都)のご案内
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テーマ「人の形、人生の形」

 初秋の候、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。
 今回のフォーラムは、特別講演者にわらじ医者で有名な齢88歳の
早川一光(かずてる)氏をお迎えして、長年携われた診療経験を元に、
「人間とは」といったお話をして頂きます。
 たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。会員外の方もどう
ぞお誘い下さい。フォーラム終了後には、百万遍界隈での懇親会をご
用意しておりますので、こちらの方にもふるってご参加いただきます
ようご案内いたします。

               形の文化会会長 金子 務
               コーディネーター 宮崎 興二
               形の文化会事務局長 山口 義久


日 時 平成22年9月17日(土)13:00〜17:00(終了後懇親会あり)
会 場 京都大学楽友会館 2F 会議室
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/profile/intro/facilities/kyoshokuin/rakuyu/access.htm
参加費 会員1,000円  会員外1,500円、
    学生・大学院生(会員・会員外とも)500円
【プログラム】
13:00-13:10 会長挨拶:金子 務(大阪府立大学名誉教授)

13:10-13:40 研究発表:重信あゆみ氏(大阪成蹊短期大学、森ノ宮医療大学非常勤講師)
         「女媧と西王母−再生と不死−」
13:40-15:15 座談会:円卓座談(参加者による)
         「人間の形」
15:15-15:30  休憩

15:30-17:00 特別講演:早川一光氏(総合人間研究所所長)
         「人間とはなあ、こんなもんや」

17:30〜 懇親会(百万遍界隈)懇親会費 5,000 円程度を予定

当日連絡先:090-3260-1809(倉橋)

特別講演者プロフィール:
早川 一光 氏
総合人間研究所所長。
1950年に京都・西陣の地に住民出資の白峰診療所を開設。その後堀川病院に発展する。以後60年に渡り、京都で地域医療を行う。80代になってから、検査を捨て、薬を捨て、白衣も捨てて、ただひたすらに「聴く」医療を行っている。
『わらじ医者京日記』(毎日出版文化賞受賞)など著書多数。NHK連続ドラマ『とおりゃんせ』のモデルとしても知られる。
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2011年05月25日

2011年度 形の文化会 大会・総会のご案内

2011年度 形の文化会 大会・総会のご案内

平成23年5月吉日

 暦の上では初夏となりましたが、先般の大震災の被害や影響もまだ終熄していない状況、心よりお見舞い申し上げます。今年度の形の文化会大会・総会のプログラムができましたので、あらためてご案内申し上げます。
 日本は四方を海で囲まれた海洋国家ですが、今回の大震災では、海浜の景観が一瞬のうちに変貌させられてしまうという、衝撃的な経験を共有しました。今年の大会は、長年海岸の浸食の問題に取り組んで来られた土木研究センター なぎさ総合研究室長 宇多高明氏を特別講演者にお迎えし、海浜に目を向けつつ形の文化への認識を深める機会となるよう計画いたしました。多数の皆様のご参加をお待ちいたします。会員外の方も是非お誘い下さい。また大会終了後の懇親会にも、どうぞふるってご参加下さいますよう、ご案内いたします。

形の文化会会長 金 子  務
総 会 世 話 人 小町谷朝生
コーディネーター 前田富士男
形の文化会事務局 山口 義久

《記》

 日 時  2011年5月28日(土) 午前10時〜午後5時
 場 所  共立女子短期大学(別紙アクセス地図をご覧下さい)本館5階
 世話人:メディアアート研究室(T/F 03-3237-2518)三井 直樹
 参加費  1,000円
 懇親会費 5,000円(予定)


特別講演者プロフィール
宇多 高明氏:1949年3月東京都生まれ。1973年東京工業大学大学院修士課程修了(土木工学)。建設省土木研究所河川部海岸研究室主任研究員を経て同室長。その間に科学技術庁長期在外研究員として米国スクリップス海洋研究所へ留学。1983年工学博士(東京工業大学)。国土交通省総合技術政策研究センター長、財団法人土木研究センター審議役などを経て現職。著書に『日本の海岸侵食』(山海堂1997)、『海岸侵食の実態と解決策』(山海堂、2004)、『実務者のための養浜マニュアル』(石川仁憲と共著、(財)土木研究センター、2005)、Japan's Beach Erosion - Reality and Future Measures (World Scientific Pub Co Inc, 2010)。

【2011年度 形の文化会大会(「海辺の文化のかたち」)プログラム】

 幹 事 会 (別室)(10:00〜10:55)

 会長挨拶 金子 務(大阪府立大学名誉教授)(11:00〜11:10)

 講 座 1 「4次元地球儀の図学」(11:10〜11:50)
小川 泰(筑波大学名誉教授)

 昼 休 み(幹事会続き)(11:50〜12:50)

 総  会 (12:50〜13:40)

 研究発表1 「横須賀美術館−海辺のかたち」(13:45〜14:15)
工藤 香澄(横須賀美術館)

 研究発表2 「岡倉天心と五浦・六角堂」(14:15〜14:45)
澤渡 麻里(茨城県近代美術館)

 講 座 2 「東電・福島第一原発事故と『かたち』」(14:50〜15:30)
荒川 紘(愛知東邦大学)

 特別講演 「海浜形を規定する最も本源的要素」(15:40〜16:50)
宇多 高明氏((財)土木研究センター常務理事 なぎさ総合研究室長)

 懇 親 会 (17:30〜 会場未定:神田)

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2011年04月22日

2011年総会のお知らせ

2011年度総会は5月28日(土)共立女子大学(東京都千代田区)にて開催いたします。
間もなく研究発表募集等のご案内を、会員の皆様にお届けいたします。
ふるってご参加くださいますよう、ご用意ください。
よろしくお願いいたします。
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東北地方太平洋沖地震お見舞い

先月3月11日に発生しました東北地方太平洋沖地震により被災された皆様およびご関係の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
犠牲になられた方のご冥福を黙祷いたします。



かつて形の文化会フォーラムで見学に訪れました五浦の六角堂は見る影もありません。
それどころか広域にわたる被災地全体が、私たちの記憶とこれまでの記録の中にのみ姿を留めることとなりました。
被災地の壮絶な状況を知るにつけ、心も口も重くなります。

一刻でも速く力強い復興を心より願ってやみません。

合掌
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2011年03月01日

第54回 形の文化会フォーラム(大阪)のご案内 テーマ「宇宙のかたち」

第54回 形の文化会フォーラム(大阪)のご案内
テーマ「宇宙のかたち」

 季節も移り、夜空も春の星座に変わりつつありますが、皆様には如何お過ごしでしょうか。
 今回は、特別講演者に小川英夫氏をお迎えして、肉眼や光学望遠鏡で見るのとはまた違った、電波で見る宇宙の形についてのお話をしていただきます。その前に、研究発表と幹事講座もご用意いたしました。是非たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。会員外の方もどうぞお誘い下さい。終了後には、懇親会を用意しておりますので、こちらの方にもふるってご参加いただきますようご案内いたします。
形の文化会会長 金子 務
コーディネーター 宮崎 興二
形の文化会事務局長 山口 義久

日 時 平成23年3月12日(土)13:00〜17:30(終了後懇親会あり)
会 場 大阪府立大学 中之島サテライト 2F講義室
参加費 1,000円  学生・大学院生 500円

大阪府立大学中之島サテライト.jpg
なお会場は、大阪の中でも風光明媚な場所の一画にあります。歴史的建造物の中央公会堂が間近にあり、あたかコレクションで有名な東洋陶磁美術館も、すぐ近くにあります。


【プログラム】

13:00-13:10 会長挨拶:金子 務(大阪府立大学名誉教授)

13:10-13:40 研究発表:秋丸 知貴(美術史家)
「ポール・セザンヌの近代生活―両義性の画家として」

13:45-14:35 幹事講座:山口 義久(大阪府立大学教授)
「古代ギリシアにおけるカオス概念をめぐって」

14:40-15:30 幹事講座:宮崎 興二(京都大学名誉教授)
「多面体宇宙の過去と未来」

15:45-17:15 特別講演:小川 英夫氏(大阪府立大学特命教授)
「宇宙の雲」


特別講演者プロフィール:
小川 英夫氏
名古屋大学理学部卒業、理学博士。名古屋大学理学部助教授、大阪府立大学教授を経て2006年より同大学特命教授。電波天文学を専門とし、日本及び世界の電波望遠鏡開発に貢献する。特に超伝導を用いた超低雑音の受信機を用いて星間分子等の研究で成果を上げている。1993年環境賞、2002年日本天文学会欧文報告論文賞受賞。

特別講演者から一言:
電波望遠鏡を用いることで、光では見えない宇宙の姿がみえてきます。星間分子特有の電波で宇宙をみると、まだ星になる前の『宇宙の雲』や『分子の雲』がみえてきます。電波でみる宇宙の形がお話できればと思います。
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2011年02月02日

かたち・機能のデザイン事典

形の文化会会員の執筆も多い「かたち・機能のデザイン事典」(丸善株式会社)が刊行されました。

http://pub.maruzen.co.jp/book_magazine/katachi_kinou/index.html



(以下、丸善ウエブサイトより引用します)

A5判・752頁 本体価格20,000円 ISBN978-4-621-08334-5
編集委員長 高木 隆司 神戸芸術工科大学特別教授
編 集 顧 問 向井 周太郎 武蔵野美術大学名誉教授
編 集 委 員
石垣 健 COMA DESIGN STUDIO
氏家 良樹 慶應義塾大学大学院理工学研究科
小林 昭世 武蔵野美術大学造形学部
杉本 剛 神奈川大学工学部
鳥脇 純一郎 名古屋大学名誉教授
松岡 由幸 慶應義塾大学大学院理工学研究科
宮崎 興二 京都大学名誉教授
村田 智 東北大学大学院工学研究科
発 行 丸善株式会社
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身の回りのデザインを科学的な視点から据え直し、
デザイン創造、ものづくりにつながるアイデアを満載!!

●各分野の最先端の実力者140人が執筆。2or4ページの偶数頁構成
●人間のかたち・動き・意識を考察し、どのようにデザインするのが最適であるかを図版を交え、科学的根拠に基づく機能的なデザインを具体的に解説
●絵画・彫刻などの芸術面やコミュニケーションデザインやファッションデザインなどの多彩なデザインの話題を掲載
●ものづくり/造形の支援につながるアイデア満載のユニークな中項目事典形の基礎から文化、生活、テクノロジー、アート、プロダクトにおけるデザインの発想までを集大成。
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刊行にあたって(一部抜粋)

 デザインとは、自分の心の中にあるイメージを具体的な形にすることです。デザインの英語designとは、「離れる」ことを意味するdeと、「象徴」を意味するsignの合成語だと解釈されています。すなわち、心の中のイメージという象徴的な存在から離れて、現実の形をつくることです。
 現実の形には、科学的な法則性、技術的な制約、文化的な蓄積が必然的に関わってきます。したがって、デザインを実行する際には、特に今までにない形をつくるときは、デザインの根底に横たわる科学・技術・文化という要素を無視することはできません。例えば、ある形をつくろうとするとき、その形がどのような効果を生むのかという科学的な視点、その形を作るにはどのような工程が必要かという技術的な視点、およびその形が人々に受け入れられるかという文化的な視点が必要になります。形の、科学・技術・文化との関わり方は、一言でいえば「機能」という言葉で表されます。言いかえれば、「形と機能」の関連を考えるということは、形の科学的側面、技術的側面、文化的な側面を考えるということです。したがって、本事典の刊行を企画するときは、これら3つの要素の重要性、形と機能の関連ということを特に意識しました。

 ところで、「形」を生み出すことは、デザインだけでなくアート制作でもおこなわれます。心の中のイメージを現実の形にするという点では、デザインとアートは共通しています。デザインとアートの相違点は、前者が生活を豊かにするもの、後者が心を豊かにするものと言うことができるでしょう。しかしながら、心を豊かにするということも、デザインの目的のひとつです。したがって、デザインとアートの境界は、限りなくあいまいになっていくでしょう。デザインの追及においては、アートの発展についての知識が有用です。

 以上のような観点から、本事典は、「一般編」(かたちの科学的な内容)、「文化・生活編」、「テクノロジー編」、「アート編」、「デザイン編」の5部で構成することにしました。すなわち、前の4部が5つ目の「デザイン編」の準備という形になっています。また、前の4部では、なるべくデザインに関連するような記述を心がけました。しかしながら、デザインという目的から離れて、一般的な興味からこれらの内容を参照する読者もおられることでしょう。その場合でも、十分楽しめるように、多彩な項目を取り入れるよう努めました。

 本事典の読者としては、製造業のデザイン部門、あるいは独立して働いているデザイナー、あるいはデザイン教育における教育者や学生の皆様を対象にしています。現在取りかかっている課題と一見関係のなさそうな項目であっても、思いがけず有効なヒントが本事典から得られるかもしれません。もちろん、デザインに直接関わらない方でも、人間文化の本質を探りたいと思ったとき、本事典から何かを発見することがあるだろうと、ひそかに自負しております。では、どうぞ楽しみながら本事典のページをめくってください。
2010年12月
編集委員長 高木 隆司

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項目一覧

カラー口絵:8ページ


一般編 【担当編集委員:高木・宮崎】
☆形・科学一般
形と構造/パターン/対称性/比率/度量衡/順序/信頼性・安全性/形態形成/周期性とゆらぎ/フラクタル/日本の文様/記号/図/結晶 /バイオミネラリゼーション/カオス/形態学/星座/暦/太陽系
☆感覚・感性
感性/色/音/錯視/視覚/ゲシュタルト/テクスチャ/立体視/聴覚/触覚・触感/嗅覚(香りのデザイン)
☆幾何学
多角形/多面体/曲面/角度/曲線/分岐系/グラフ/トポロジー
☆操 作
空間分割・空間充填/隠し/投影/作図/コラム:宗教と多面体


文化・生活編 【担当編集委員:宮崎・高木】
☆伝統文化
年中行事:宗教/占い/魔よけ/一筆順路紋様/曼陀羅/線織面/球面上の円紋様/みそすり運動による円織面/和風調理道具/和菓子の形/畳の間/和算・算額/ソロバン/天円地方/古都の自然とまちなみ/都城のかたち/家紋/文字/茶道・華道・香道/剣道用具の歴史/アラブ文様/先史時代美術/幾何学的なあかりのかたち
☆アート運動
ヘレニズム/ルネサンス/江戸のかたち/ジャポニズム/バウハウス/サブカルチャー/キッチュ
☆遊戯・趣味
パズル/“転がり”のかたち/おりがみ/てまりと水引/魔方陣/籠/あやとり/浮世絵と3次元CG/迷路/コラム:心を表現したアート


テクノロジー編 【担当編集委員:鳥脇・杉本・村田】
☆テクノロジー一般
道具/職人と職業教育/インターフェース/可視化/知的財産権/折り紙工学
☆機  械
工作機械/流体機械/制御機器/ロボット/自己組み立てシステム/マイクロマシン/ラピッドプロトタイピング/印刷
☆構造物
流線形/張力構造/軽量構造/殻構造/耐震・免震構造/トラス/物質内構造/マイクロストラクチャ/マイクロファブリケーション/宇宙ステーション/人工衛星/宇宙構造物/微小重力
☆情報・情報機器
超大規模集積回路/情報理論/情報表現のかたち/画像/パターン認識/計算機械/計算支援器具/コンピューター言語 /セルラーオートマトン/人工生命/自己増殖システム/コンピューターグラフィックス/CAD/CAMシステム/インターネット/情報検索/仮想現実システム
☆医 療
人工臓器:特に人工心臓のデザイン/人工細胞/人工身体/福祉工学/支援技術/人間工学/トモグラフィ/医用イメージング/仮想化された人体/コンピューター外科/再生医療
☆生 物
生物のデザイン/カーボンナノチューブ/DNAナノテクノロジー/発生生物学/バイオメカニクス:力学の視点/バイオメカニクス:流体の視点/DNA
☆エネルギー・環境
エネルギー技術/原子炉の形/核燃料の形/地球温暖化/環境問題:大気と水/リサイクル/インバース・マニュファクチャリング/ライフサイクル設計/リサイクル設計/コラム:ナノテクノロジー


アート編 【担当編集委員:石垣・小林】
☆アート一般
美術/美・美しさ/詩学/図像学/美術教育/美術批評/美術館/展示会/美術保存・修復
☆絵画・彫刻
絵画/日本画/版画/彫刻/環境芸術/障害者とアート
☆写真・映像
写真/映像/アニメーション/立体映像/マンガの重層性
☆工芸
民芸運動/陶磁器/ガラス/漆器
☆パフォーマンス・舞台芸術
メディアアート/インタラクティブアート/楽器/音楽/舞台美術/音とデザイン/コラム:アートの分類と空間・時間


デザイン編 【担当編集委員:小林・松岡・氏家】
☆デザイン一般
デザイン/初期モダニズム/後期モダニズムからポストモダニズムまで/美術とデザイン/デザイン科学/デザインモデル/デザイン技法/デザイン教育/製品意味論/アフォーダンス/シナジェティックス/ユニバーサルデザイン/エルゴデザイン/エコデサイン/プロクセミックス
☆素材とその加工
形と素材/素材と力/素材と感性/紙/木材/金属/セラミックス/プラスチック/ガラス/ゴム/石/竹
☆建築・環境デザイン
環境/建築/建築・環境デザイン/都市/インテリア/住宅/建具/店舗/駅と空港/橋梁/古都のまちなみ/環境色彩/庭園/神社/寺院/堂塔伽藍/茶室/工業化建築/形態創生
☆プロダクトデザイン
プロダクトデザイン/家具/照明/家電製品/列車先頭部のかたち/自動車/レーシングカー/船舶/航空機/自動車のエコ技術/医療デザイン/工業化家具
☆コミュニケーションデザイン
コミュニケーション・デザイン/広告/ポスターと看板/標識/タイポグラフィ/地図/情報デザイン/コンテンツデザイン/インタラクションデザイン/Webデザイン
☆ファッションデザイン
ファッションデザイン/染色/テキスタイル/化粧/ファッションブランド/コラム:生命に学ぶデザイン:かたちの模倣からシステムの模倣へ


付 録
科学・デザイン史年表/自然から学んだデザインの歴史
事項索引/人名索引
posted by 形の文化会 at 22:07| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 2011年度の活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「文学に未来はあるのか」フォーラム

NPO法人京都中也倶楽部では、山口から中原中也記念館の館長をお招きし、下記のイベントを開催致します。
ふるってご参加ください。

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「文学に未来はあるのか」フォーラム
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概要:
かつてプラトンが理想国からホメロスを追いやろうとしたように?
かつてルソーが現実のパリからモリエールを追いやろうとしたように?
現代の日本は多様化した媒体に翻弄されながら、かつての偉人とは違った形で文学を追いやろうとしているように思えてならない。

書物のみを崇拝することは、かつての文学の持つ意味を本当に踏襲しているのか?
−そういった思いを胸に、山口から中原中也記念館の館長をお招きし、地域と文学のかかわりに関する基調講演を行ってもらったあと、多岐に渡る分野や年齢の方にディスカッションをしてもらうことにしました。

ディスカッションの後は80を越えてなおお元気なジョー岡田さんにショーをして頂きます。文学に興味のある方もない方も、是非お越し頂ければ幸いです。


プログラム: 第1部:基調講演「文学の現状と未来
             ―中原中也記念館の活動を通して」
     講演者:中原 豊氏(中原中也記念館 館長)      
     パネルディスカッション「文学に未来はあるのか」
     パネリスト:中原  豊氏(中原中也記念館 館長)
     豊田裕章氏(国際日本文化研究センター 共同研究員)
     原  哲夫氏(作家)
     上原  創氏(「新直線」同人)          
     隅田章広氏
     ((株)トランザクション・トラッキング・システムズ代表取締役)
     勝田真由子氏(神戸大学文学部 大学院生)
     司会・進行:山口義久(大阪府立大学 教授
                     ・京都中也倶楽部理事)
第2部:サムライショー 演者:ジョー岡田氏

第3部:17:00〜近隣にて懇親会
     (希望者のみ、3000円程度の別途実費負担)
日 時: 2月11日(金・祝) 14:00〜16:30(開場13:30)
会 費: 前売1500円、当日2000円(NPO会員及び学生はそれぞれ500円引)
会 場: ウィングス京都 2Fイベントホール
http://www.wings-kyoto.jp/about-wings/access/
備 考: お問い合わせ・申し込みは倉橋(kurahashi@chuya.org、
      075-231-4652)まで。なお、前日の2月10日までの
      お申し込み分とさせて頂きます。
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