2019年02月21日

3月9日、第70回フォーラム(京都)「文化と観光のカタチ」

形の文化会第70回フォーラム(京都)のご案内
テーマ「文化と観光のカタチ」
平成31年2月吉日


寒い日が続きますが、光に春の気配も感じられるようになってきました。会員の皆様におかれましてはますますご健勝のことと存じます。
今回のフォーラムは70回を記念し、国際文化政策研究教育学会との共催で「文化と観光のカタチ」をテーマに開催いたします。形の文化会から2名、国際文化政策研究教育学会から1名の研究発表と、池上惇氏による特別講演「地域コミュニティ・デザインによる生命・生活の蘇生――人生と観光との狭間で」のあと、池上氏と当会役員山口義久氏との対談「文化と観光のカタチ」を予定しています。
皆様のご参加をお待ちしております。会員以外の方も、ぜひお誘いあわせください。なお、終了後、懇親会を予定しております。親睦・交流の場としてご参集下さいますようお願いいたします。
形の文化会 会長 前田富士男
事務局長 中村 治
世話人 冨澤・倉橋


≪記≫


日時  2019年3月9日(土)13:40〜17:10(終了後、懇親会あり)
会場  市民大学院(文化政策まちづくり大学校)
京都府京都市下京区高辻通室町西入ル繁昌町290番地
旧成徳中学校2階
(阪急京都線「烏丸駅」、京都市営地下鉄「四条駅」(南・仏光寺出口)下車徒歩5分)
地図→https://goo.gl/maps/zT1S7hi2xAM2
参加費 1,000円、(懇親会費 5,000円程度)

プログラム

11:30〜13:30 本 会 幹 事 会 
13:10 開場(受付開始)

◆フォーラム(以下、敬称略)
13:40〜13:45 会長挨拶 前田富士男

・研究発表 (発表25分+質疑応答10分)
@ 13:45〜14:20
「形を捨てて色を選んだアイビー――小学校でのプログラミング教育による観光発信」
倉橋弘美(株式会社アペイロン代表取締役・京都女子大学講師)

A 14:20〜14:55
「16世紀における芸能装束――初期歌舞伎図を中心に」
小出真理子(湘北短期大学講師)

B14:55〜15:30
「文化と観光の形〜白川郷・五箇山を例に〜」
古池嘉和(国際文化政策研究教育学会会員・名古屋学院大学教授)

15:30〜15:40 休憩

・特別講演
15:40〜16:40
「地域コミュニティ・デザインによる生命・生活の蘇生――人生と観光との狭間で」
池上惇(国際文化政策研究教育学会会長・京都大学名誉教授)

・対談「文化と観光のカタチ」
16:40〜17:10
池上惇×山口義久(宝塚大学副学長)

・閉会の挨拶
 冨澤公子(国際文化政策研究教育学会会員、市民大学院講師)

 ◆懇親会 17:30〜19:30 会場:創作料理とおすし 希味

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特別講演者プロフィール
池上 惇:
1933年大阪市生まれ。京都大学名誉教授、京都大学博士(経済学)。福井県立大学名誉教授、京都橘大学名誉教授、一般社団法人文化政策・まちづくり大学校代表理事、文化政策・まちづくり大学院大学設立準備委員会代表者、国際文化政策研究教育学会会長、日本財政学会顧問、文化経済学(日本)顧問、文化政策学会(日本)顧問。
京大時代に、社会人大学院、現代経済学専攻を建設し社会人大学院教育を推進。日本の高学歴社会化を生かした文化経済学など諸分野の博士号取得者の増加、学術界の基盤拡充に尽力し、現在も、ボランティアとして、各地の在野知識人、経営者、勤労者などの対面教育研究による学術人育成に貢献している。
2012年教育研究で瑞宝中綬章受賞。専門は文化経済学、財政学、現代経済学。人間発達の経済学・固有価値論の研究、各地の文化経済の実態調査を行い、各地の再生・発展を推進するネットワークを構築。
主要著書は『現代資本主義財政論』(有斐閣)、『現代資本主義経済の基礎理論』(世界思想社)、その他多数。
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2018年12月19日

次回フォーラムは2019年3月9日(土)京都で開催

次回、第70回フォーラムは2019年3月9日(土)、京都で開催予します。
会員の皆様、近日中に研究発表募集のご案内をお知らししますので、ご予定願います。
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2018年11月20日

形の文化会第 69 回フォーラム(秋田)ご報告

去る11月17日(土)-18日(日)、「秋田の文化とかたち」をテーマに秋田大学にて形の文化会第 69 回フォーラム(秋田)を開催しました。
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2018年10月29日

第 69 回フォーラムテーマ 「秋田の文化とかたち」(2018.11.17-18)

形の文化会第 69 回フォーラム(秋田)のご案内
テーマ 「秋田の文化とかたち」
平成 30(2018)年 10 月吉日

酷暑の日々もすぎ、ようやく爽秋の候をむかえました。会員の皆様にはご清祥にてお 過ごしのことと存じます。 さて、今回のフォーラムは「秋田の文化とかたち」をテーマに秋田大学にて開催いた します。秋田は、伝統工芸や民俗芸能、多くの「祭り」でよく知られますが、他方で 18 世紀の藩主佐竹曙山、藩士小田野直武らの秋田蘭画や、平賀源内の招聘のように、 いち早く近代文化の導入を実践した革新の精神にとむ文化圏です。画家藤田嗣治も、こ の地で大作《秋田の行事》(1937) を制作。世界の現代芸術に衝撃をもたらした舞踏家 (Butoh)土方巽の活躍も、生地秋田の風土をおいては成立しえなかったでしょう。 こうした周知の秋田文化の豊かさについて、このフォーラムは新しい観点から秋田の 「かたち」を追究します。特別講演は、秋田大学教授・国際資源学部附属鉱業博物館館 長今井忠男先生をお招きし、鉱山と文化の関連をテーマとして論じていただきます。18 日(第二日)の特別鑑賞会・市内見学会も本会ならではの意義深い内容です。皆さま、会 員以外の方とも、ぜひお誘いあわせのうえ、ふるって本フォーラムにご参加ください。

形の文化会会長 前田富士男
事務局長 中村 治
世話人 石井宏一・粟野由美


≪記≫


日時 2018 年 11 月 17 日(土)13:00〜17 :30
         18 日(日)  11:20〜15:00
会場 秋田大学 国際資源学部附属 鉱業博物館
〒010-8502 秋田県秋田市手形字大沢 28 番地の 2
(1.秋田駅西口バス乗場 12 番「大学病院行」10 分〜鉱業博物館入口下車 〜徒歩 5 分 2.秋田駅東口より 徒歩 30 分)
地図 http://www.mus.akita-u.ac.jp/about/accessJ.html

・参加費用
第一日 フォーラム参加費 1,000 円
    懇親会費 4,000 円程度(参加者)
第二日 @特別鑑賞会(昼食・含む) 4,000 円予定(参加者)
    A市内見学会(各会場で参加者清算)

<プ ロ グ ラ ム >

2018 年 11 月 17 日(土)/第一日
会場:秋田大学 国際資源学部附属鉱業博物館 )
12:00 開場(受付開始)

◆フォーラム
13:00〜13:05 会長挨拶 前田富士男
・研究発表 (発表 25 分+質疑応答 10 分)
@ 13:05〜13:40 「ゲーテの鉱物学と C.G.カールスの地景画」 前田 富士男 (中部大学客員教授・慶應義塾大学名誉教授)
A 13:45〜14:20 「形のありか──坂巻正美《鯨談義》とリレーショナル・アート」 一條 和彦 (北海道教育大学教授)
B 14:25〜15:00 「秋田蘭画をめぐって」 金子 務 (本会名誉会長)

・国際資源学部附属鉱業博物館 15:00〜16:00 (自由見学+休憩)
・特別講演 16:00〜17:00 「鉱山絵から読み解く秋田の鉱山技術史」 今井 忠男氏 (秋田大学教授・国際資源学部附属鉱業博物館館長)

───── 特別講演者プロフィール ─────
今井忠男:秋田大学国際資源学部教授(工学博士、岩盤工学・鉱業史)、秋田大学国際資源学部 附属鉱業博物館長。1965 年京都府宮津市生まれ。1988 年秋田大学鉱山学部採鉱学科卒。1993 年北海道大学大学院博士課程、秋田大学鉱山学部助手をへて現職。骨材資源工学会会長、 秋田県採石研究会会長、砕石研究会副会長を務める。<近年の主な業績>「阿仁鉱山史の 研究」、「菅江真澄が歩いた阿仁鉱山」、「古代秋田城の築地塀を構成する白色および褐色粘 土の互層構造について」、「砕砂の新たな生産法と研磨法の提案について」ほか。

討論 17:00〜17:30 ・閉会 17:30

●懇親会 18:30〜20:30 地産地消「心海」(秋田市中通 4-14-24 TEL:018-833-1033)


2018 年 11 月 18日(日)/第二日
<幹事会>10:00〜11:00
会場:秋田大学教育文化学部4号館

◆特別鑑賞会(昼食・含む) 「秋田舞妓」演舞鑑賞
集合 11:20 秋田市千秋公園内・旧料亭「松下」玄関 (「松下」 電話:018-827-3241/http://www.matsushita-akita.jp

※特別鑑賞会の参加希望者は必ず、11 月 10 日(土)までに秋田大学・石井宏一准教授 にメール申込をしてください。
メール: 石井宏一

◆市内見学会
集合 12:45 秋田市千秋公園内 佐竹史料館入口
見学コース:千秋公園(佐竹史料館、久保田城表門ほか)・秋田県立美術館(藤田嗣治作品)など

終了予定 15:00
posted by 形の文化会 at 20:30| 東京 ☀| 2018年度の活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月09日

2018年度総会・大会詳報

今回の大会は、南京町誕生150年で沸いている神戸にある神戸山手大学を会場に、「装身具の形」をテーマに開催いたします。
今回は3名の研究発表と、小磯学氏(神戸山手大学現代社会学部観光学科教授)による特別講演「南アジアにおける赤メノウ(紅玉髄)の装身具」を予定しております。
皆様のご参加をお待ちしております。
会員以外の方も、ぜひお誘いください。
また、終了後は神戸山手大学近隣にて研究発表者、特別講演者を囲んでの懇親会を予定しております。
親睦・交流の場としてご参集ください。

形の文化会
会長 山口義久
事務局長 中村治
世話人 井上尚之
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日時:2018年5月12日(土)13:00-17:30(11:00-13:00幹事会、18:00-懇親会)
会場:神戸山手大学 3号館211号室(幹事会212号室)
   兵庫県神戸市中央区中山手通6−5−2
   (最寄駅JR元町駅、阪神元町駅、山手幹線地下鉄県庁前駅、いずれも西口/生田文化会館・相楽園向い)

<プログラム>
入場受付 12:30-
総  会 13:00-13:25
大  会 13:25-13:30 会長挨拶 山口義久
研究発表(発表25分+質疑応答10分)
13:30-14:05「「桑(そう)」と名付けられた理由 ―『周禮』『捜神記』を手掛かりに―」白雲飛(大阪府立大学客員研究員) 
14:10-14:45「深さから遠さへ:仏壇屋におけるエスノグラフィからの仏教空間の造形の考察」片桐尉晶((有)片桐仏壇店 アトリエピアノ代表) 
14:50-15:25「富裕都市芦屋のごみ収集巨大真空ポンプ〜ごみ収集車は無用」井上尚之(神戸山手大学教授)
15:25-15:30 休憩
15:30-17:00 特別講演
       「南アジアにおける赤メノウ(紅玉髄)の装身具」
        小磯学 氏(神戸山手大学現代社会学部観光学科教授)
       ※小磯学氏プロフィールは一つ前のブログ記事をご参照ください。 
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posted by 形の文化会 at 07:54| 東京 ☔| 2018年度の活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月26日

2018年度大会は5月12日(土)神戸山手大学にて

5月12日(土)に神戸山手大学にて形の文化会2018年度大会を開催します。
詳細は追ってお知らせいたします。


テーマ:「装身具の形」

特別講演者:神戸山手大学観光学科教授 小磯学氏

●プロフィール:
1960年生まれ。東海大学文学部史学科考古学課程卒業(近藤英夫先生に師事)後、インドのプーナ大学デカン・カレッジ考古学部M.A.課程とPh.D.課程(シンデ先生に師事)、立教大学文学研究科(小西正捷先生に師事)で学ぶ。インド・パキスタンでインダス文明遺跡の発掘・研究に従事した後、南アジアの衣食住などの研究に着手。ここ数年はインド北東部のナガランド州で、伝統的な首飾りと祭りや観光との関係について調査を継続中。2007年より神戸夙川学院大学観光文化学部観光文化学科、2015年より神戸山手大学現代社会学部観光文化学科で教鞭を執る。

●講演内容:

 インド西部の紅玉髄(赤瑪瑙、カーネリアン)の産出地は、世界でも有数の品質を誇ることで知られている。今日に至るまで数千年前から採掘され、職人らが主に手による加工によってビーズなどの装身具に仕上げてきた。ただし今日では、ダイアモンドやサファイアなどの「貴石」に対して紅玉髄はグレードの低い「準貴石」の扱いとなり、急速にその文化的な価値を失いつつある。
紅玉髄製装身具の製作と使用の歴史と現状、そして観光とも関わる今後の可能性について概観する。

(キーワード:インダス文明 紅玉髄〔carnelian〕製ビーズ 工芸 交易 民族集団ナガ ナガランド州 正装と祭り)


●タイムスケジュール:

13:00〜13:30…総会

13:30〜15:30…研究発表

15:30〜17:00…特別講演:小磯学氏

17:00〜17:15…質疑応答

●参加費 1,000円
posted by 形の文化会 at 22:35| 東京 ☀| 2018年度の活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする