形の文化会 第60回記念フォーラム開催のごあんない
テーマ「ライフデザインのかたち」
季節は秋を迎えました。会員のみなさま、ご健勝のことと存じます。
形の文化会は、平成4年(1992年)発起人、金子務が宮崎興二らを中心としたメンバーで創設し、一昨年20周年を迎えました。
この度、栄えある60回目の記念すべき秋のフォーラムとなります。
今回は、4件の研究発表と記念講話に加え「ライフデザインのかたち」をテーマに、東洋大学教授・井上治代氏の特別講演を企画致しました。
多くの会員、一般のみなさまの参加によって意義深い記念フォーラムに致し度、どうかご協力お願い申し上げます。
なお懇親会は、共立学園直近の学士会館の特別室での集いと致します。
会員の親睦・交流の場としてご参集下さいますよう。会員外の方も是非お誘い下さい。
平成26年10月吉日
形の文化会 会長 三井秀樹
事務局長 中村 治
世話人 三井直樹
記
日 時 2014年11月22日(土)12:30〜17:30(終了後懇親会あり)
会 場 共立女子大学・短期大学 神田一ツ橋キャンパス 本館5階(別紙参照)
・東京メトロ半蔵門線・都営三田線・都営新宿線「神保町」駅 A9出口徒歩1分
・東京メトロ東西線「竹橋」駅 1b出口徒歩3分
参加費 1,000円(懇親会費 7,000円)
【プログラム】
11:40〜12:20 幹事会
司会進行 粟野由美
12:00〜 受付開始
12:30〜12:40 会長挨拶 三井秀樹
12:40〜13:10 研究発表1 「明治期女禮式浮世絵における服飾表現について」
末久真理子(筑波大学博士・芸術学)
13:10〜13:40 研究発表2 「数理的秩序に基づく立体構成−−造形教育への試み」
上浦祐太(筑波大学芸術系 助教)
13:40〜14:10 研究発表3 「北欧デザインの始原」
三田村 o右(筑波大学名誉教授)
14:10〜14:40 研究発表4 「庭園と絵画におけるデザイン−雪舟作品の図面化による考察方法の試論」
原田千夏子(中部大学民族資料博物館学芸員)
14:40〜15:00 休憩 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
15:00〜15:50 記念講話 「(形の文化会)のかたち」
金子 務(形の文化会名誉会長・大阪府立大学名誉教授)
16:00〜17:30 特別講演 「ライフデザインのかたちー(集合墓)という形態が生み出す共同性」
井上治代氏(東洋大学教授・社会学博士)
(学士会館へ移動)
18:00〜20:00 懇親会「形の文化会 第60回記念フォーラムパーティ」(於・学士会館、懇親会費 7,000円)
特別講演者プロフィール
井上 治代 氏
東洋大学ライフデザイン学部教授(社会学博士)。「いのちの教育」「生死の社会学」「家族の社会学」「死生学ゼミ」などを担当するとともに、尊厳ある死と葬送の実現をめざした認定NPO法人エンディングセンター理事長として、「桜葬」墓地を核としたコミュニティ活動を展開している。エンディングデザイン研究所代表。自著は『最期まで自分らしく』毎日新聞社、『墓をめぐる家族論』平凡社新書、『新・遺言ノート』KKベストセラーズ、『墓と家族の変容』岩波書店、『子の世話にならずに死にたい−変貌する親子関係』講談社、『より良く死ぬ日のために』イーストプレス、『桜葬−桜の下で眠りたい』三省堂、他多数。
概要
日本史上モデルなき時代が到来している。日本の家族類型では「夫婦と子どもから成る世帯」を抜いて、なんと「単独世帯が」トップになった(2010年、国勢調査)。認定NPO法人エンディングセンターでは2005年に桜を墓標とした「桜葬」墓地を企画し、その活動を展開している。継承者を必要とせず、自然志向のその墓の形態は、個別区画が隣接して1つの墓を成す「集合墓」。この「かたち」であるがゆえに家族機能が弱まった今日、「墓友」などと言われ、家族も含む家族以外の人々によって形成される「結縁(絆)」=「ゆるやかな共同性」が生まれている。
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形の文化会事務局
〒599-8531 堺市中区学園町1-1
大阪府立大学 高等教育推進機構中村治研究室気付
E-mail: info@katachi-imagination.org
Tel: 072-254-9624/Fax: 075-251-2581