2008年度 形の文化会 大会・総会のご案内
春爛漫の季節となりましたが、会員の皆様にはますますご清祥のことと拝察いたします。今年度の形の文化会大会・総会は以下の要領で開催いたします。プログラムができましたので、あらためてご案内申し上げます。
日本は西欧の世界から見れば極東と表現される位置にありますが、文化的には東西の十字路と言ってもいいほどの多様性を享受しています。私たちの形への研究も、そのような文化的な背景をもっていると言えます。今回の大会では、大阪大学名誉教授の藤田 実氏をお迎えして、シェイクスピアと歌舞伎という、その点から見ても興味深いテーマの特別講演を伺えることになりました。多数の皆様のご参加をお待ちいたします。会員外の方も是非お誘い下さい。
形の文化会会長 金 子 務
コーディネーター 宮崎 興二
形の文化会事務局 山口 義久
《記》
日 時 2008年4月26日(土) 午前10時〜午後5時
場 所 大阪府立大学 B3棟(総合教育研究棟)116教室
参加費 1,000円
懇親会費 4,000円
特別講演者プロフィール
藤田 実 氏:大阪大学文学部英文科のご出身。大阪大学教授、関西大学教授を歴任され、現在大阪大学名誉教授。時代を同じくするシェイクスピアの活躍と歌舞伎の発生についての研究の第一人者。その問題を中心として、著書、訳書に『シェイクスピア/テンペスト』、『文学における悪』(共編著)、イエイツ『シェイクスピア最後の夢』、リーチ『史劇』など多数あり。
【2008年度 形の文化会大会(テーマ:「東西の形」)プログラム】
会長挨拶 金子 務(大阪府立大学名誉教授)(午前10:00〜10:10)
研究発表1 「書字方向の数理」(午前10:10〜10:40)
西山 豊(大阪経済大学経営情報学部教授)
研究発表2 「形の論争・1925年」(午前10:40〜11:10)
一戸 良行(日本大学元教授)
幹事講座1 「インターネットとマスメディア−メディア・リテラシーを考える−」(午前11:10〜12:10)
山口 義久(大阪府立大学総合教育研究機構教授)
昼休み(幹事の方は幹事会にご出席下さい)(午後0:10〜1:10)
総 会 (午後1:10〜2:10)
幹事講座2 「江戸の幾何学」(午後2:20〜3:20)
宮崎 興二(京都大学名誉教授)
特別講演 「シェ−クスピアと歌舞伎」(午後3:30〜5:00)
藤田 実氏(大阪大学名誉教授)
司 会:中村 治(大阪府立大学人間社会学部教授)
2008年04月27日
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