2024年06月21日

2024年度大会・総会6月22日(土)13時

形の文化会会員の皆様                                                            

来る6月22日(土)13時より、総会・大会を実施します。

場所:大和大学(やまとだいがく)C棟401教室

(新大阪駅で下車、東海道線京都方面普通電車に乗り換えて2駅目の吹田駅下車、

東口より徒歩7分)

方法:対面とZOOMのハイブリッド

会員は無料、非会員は対面のみ可能(1000円)


<特別講演>

演題:「岡倉天心が見たインド−反響するアジア美術史観」

外川昌彦先生(東京外国語大学教授)

<要旨>

美術史家岡倉天心(1863-1913)は、東京美術学校の校長として『日本美術史』を講義し、横山大観らの芸術家を育てるなど、近代日本美術の復興運動を指導した。1898年の美校騒動で野に下るが、1902年のインド訪問後に刊行された『東洋の理想』(1903年)や『日本の目覚め』(1904年)などの英文著作で国際的に注目される。本講演では、その岡倉の活動の転機をなすインド滞在の経緯を、近刊の『岡倉天心とインド−「アジアは一つ」が生まれるまで』(外川昌彦、慶應義塾大学出版会、2023年)に基づき、特に近代インドの宗教改革運動家スワーミー・ヴィヴェーカーナンダとの交流を通して検証する。これまで多くが謎とされてきた岡倉のインド体験の意味を、日印の知識人の交流を通して明らかにする。

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〇タイムスケジュール

6月22日(土)

・13時00分〜13時03分:山口会長開会挨拶

・13時03分〜13時30分:総会

・13時30分〜14時00分:研究発表/亀井三千代氏

展示の<場>が生みだすアートの価値 ──制作者と鑑賞者を媒介するキュレーション

(発表20分、質疑応答10分程度)

・14時10分〜15時30分:特別講演/外川昌彦氏(東京外国語大学教授)

「岡倉天心が見たインド−反響するアジア美術史観」

 (講演60分、質疑応答20分程度)

・閉会挨拶:中村副会長

(閉会時間は発表時間や講演時間、質疑応答時間によって変化します)

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posted by 形の文化会 at 13:05| 東京 ☁ | TrackBack(0) | 2024年度の活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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