2022年03月14日
第74回形の文化会フォーラム2022年3月20日(日)13時〜16時頃
来る2022年3月20日(日)に第74回形の文化会フォーラムを実施します。
前回と同様にZoomを使用した遠隔大会です。
会員の皆様には前日にメーリングリストでURLをご案内します。
今回は、山田修氏による特別講演に加え3名の研究発表があります。
●大会日時:3月20日(日)13時〜16時30分ごろ
司会:粟野由美(東京造形大学教授)
研究発表(1)13時00分〜13時30分(発表20分、質疑応答10分)
白 雲飛氏(大阪府立大学客員研究員(人間社会システム科学研究科))
発表題目:
「日本におけるユニークな供養の形
──2020年から2022年初頭までの調査に焦点を当てる」
研究発表(2)13時30分〜14時00分(発表20分、質疑応答10分)
亀井 三千代氏(画家)
発表題目:
「〈かたち〉として解剖画を描く──三木成夫『生命形態の自然史』とともに」
研究発表(3)14時00分〜14時30分(発表20分、質疑応答10分)
ヤスパー・アンドリセン(前・国立佐賀大学非常勤講師)
発表題目:
「私的描写としてのビデオ・アート
──G・ヒルとB・ヴィオラの作品にみる<非公開>の「自・画像」
●なお、特別講演終了後、山田氏への質疑応答および研究発表者についての質疑応答も行います。
●特別講演者:奈良県立大学特任教授 山田 修氏(14時40分〜15時40分)
演題 「3Dデータからみる仏像のかたち」
概要: 文化財、美術作品の解釈には視覚的印象を頼りにすることが多いが、客観性の高い3Dデータを用いることにより、時代、様式、作者といった違いを数値的に検証していく。
山田修氏略歴:制作会社、印刷会社勤務の後、2009年より東京藝術大学保存修復彫刻研究室において主に仏像の3Dデータを用いた教育・研究に従事。また美術館、博物館の展示物や映像の制作活動やデジタルコンテンツの開発も行っている。2021年より奈良県立大学特任教授。