2018年10月30日

『かしこいのは だあれ?』中川素子・文

形の文化会会員・中川素子先生の新著が出版されましたのでお知らせします。

『かしこいのは だあれ?』
バーサンスレンボロルマー・絵
中川素子・文

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ISBN 9784097268048
判型/頁 B5判よこ/32頁
定価本体 1400円+税

(小学館・書籍紹介ページより引用 https://www.shogakukan.co.jp/books/09726804

ーーーーー(内容紹介) ーーーーー

大切なことをこどもに伝えたい絵本シリーズ
昔むかし、おしゃかさまが小さな鳥のシャコだったときのお話しです。
ヒマラヤのやまおくに、大きなベンガルぼだいじゅがありました。その木陰に、ぞうと、サルと、小さなシャコが住んでいました。力持ちのぞうは、みんなのために大きなものを運んだり、身軽なサルは、木に登って、危険を知らせたり、もの知りなシャコは、暮らしに役立つ話をして、3匹は、お互いに助け合って仲良く暮らしていたのです。
ところが、ある日、つまらないことで、ケンカをはじめました。
そして、だれがいちばんもの知りで賢いか、言い争いになってしまいました。
どうやったら、だれが賢いのかわかるのでしょうか?
3匹は仲直りできるのでしょうか?

ジャータカ物語とは、おしゃかさまの前世の物語です。おしゃかさまは、前世で動物など様々な生を受け、善行を積んできたから、偉大な仏になったと信じられています。そして、このジャータカ物語は、仏教の教えだけにとどまらず、人間としてのあり方が、寓話性豊かに語られているところから、イソップ、グリムなど世界の説話文学に影響を与えています。
posted by 形の文化会 at 00:00| 東京 ☀| 会員便り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする