形の文化会大会・総会5月23日(土)ご報告
当日は粟野が出席できなかったため、出席した上浦幹事に寄稿していただきました。
(ブログ管理人/粟野)
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2015年5月23日(土)、共立学園にて盛況のうちに無事終了致しました。
前半は2件の研究発表と、1件の講話、後半は田中敬一氏、柏原エリナ氏による光のインスタレーション(コラボレーション)実演と特別講演がありました。
古藤友子先生は「易のかたち」について、六十四卦それぞれが示す意味とかたちの関連についての研究発表。北澤智豊氏は高村光太郎の彫刻「手」「白文鳥」に関するかたちの近代性と構成的解釈についての研究発表。宮崎興司先生による講話では「未来建築にみる◯△□」というテーマで、優れた建築家がこれら基本形態を様々に活用していることに関して豊富な事例紹介と解説を頂きました。いずれの発表も質疑が活況で、予定時間内に収まらない盛況ぶりでした。
後半は田中氏と柏原氏による「ライトアートによるインスタレーションの空間演出」鑑賞のため、隣の特設会場に場所を移しました。ライトアートによるインスタレーションをバックに、光のドレスを纏う女性2名によるパフォーマンスが行われ、幻想的な空間と優美な光の舞に息を飲みました。実演後にはそれぞれの最近の活動もご紹介頂き、光のかたちの多様性を知るとともに、未来の造形表現の展開に期待が膨らむ特別講演となりました。実演にあたって、お二人には大変な労力を割いていただきました。なかなかできない貴重な体験をさせて頂き本当にありがとうございました。玉川大の学生さん達も、協力ありがとうございました。
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2015年05月25日
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