形の文化会第62回フォーラム(北海道)のご案内
テーマ「風土とかたち」
平成27年6月吉日
会員の皆様におかれましてはご健勝のことと存じます。
今回のフォーラムは、さわやかな初夏の北海道において、北海道歴史文化研究会との共催で、「風土とかたち」をテーマに開催いたします。生態系も歴史も日本の他地域とは異なる北海道では、かたちと文化の現れも異なってきます。今回は、初日は、札幌市の北海道大学において、3件の研究発表に加え、北海道の特殊事情をふまえてのユニークな港湾をデザインしてこられた港湾技術者の西村陽一さん(富士サルベージ(株))に特別公演をしていただきます。2日目は、歴史を活用したまちづくりが行われている小樽市で、小樽運河周辺の近代建築と港湾施設の見学会を行います。
皆様のご参加をお待ちしております。会員以外の方も、ぜひお誘いください。
なお、1日目の研究発表会終了後、懇親会を予定しております。親睦・交流の場としてご参集下さいますようお願いいたします。
形の文化会 会長 山口義久
事務局長 中村 治
世話人 片桐尉晶
≪記≫
日時 2015年6月27日(土)14:00〜17:30
6月28日(日)9:00〜12:00
会場 1日目 北海道大学古河記念講堂 1階 101号室
2日目 小樽市(JR小樽駅改札口前集合)
参加費 1日目 1,000円、学生、ポスドク無料(懇親会費 5,000円程度)
2日目 無料(交通費などは各自負担)
プログラム
司会進行 片桐尉晶
1日目 研究発表会(北海道大学古河記念講堂)
13:30〜 受付開始
14:00〜14:10 会長挨拶 山口義久
14:10〜14:40 研究発表1「彼らは何と踊っているのか?:社交ダンスにおける踊り手と演奏者」
井上淳生(北海道大学大学院文学研究科博士課程)
14:40〜15:10 研究発表2「舞踊譜から見る意識の『カタ』チ」
門田昌大(札幌市役所)
15:10〜15:40 研究発表3「社会の外側へむかう風土:先住民の造景から近代北海道の造園土木へ」
片桐尉晶((有)片桐仏壇店 アトリエピアノ)
15:40〜15:50 休憩
15:50〜17:20 特別公演
「砂浜海岸における漁港のかたち〜ワイングラス型島式漁港〜」
西村陽一氏(富士サルベージ(株)常務取締役、札幌支店長)
(特別講演者のプロフィールと講演概要は次ページ参照)
懇親会 18:00〜20:30
18:00から【杉浦康平のマンダラ造本宇宙】展見学(グランビスタギャラリー・サッポロ)後、
札幌グランドホテル内「ノーザンテラスダイナー」にて懇親会を開催します。
2日目 小樽の歴史建造物見学
9:00 JR小樽駅改札口前に集合
前田隆護(おたる案内人・陶芸家)が案内する徒歩見学
12:00 解散
(解散後、自由参加で昼食を企画しております。小樽の歴史的建造物を利用したレストランです。こちらもご参加下さい)
特別講演者プロフィール
西村陽一氏:
1951年9月夕張市生まれ。1969年岩見沢農業高等学校農業土木科卒業。
北海道開発局釧路開発建設部を経て北海道庁勤務(釧路土木現業所、
土木部港湾課、水産部漁港課、水産林務部水産経営課長を最後に退職)。
現在は、2010年5月から函館に本社のある株式会社富士サルベージに
常務取締役・札幌支店長として勤務。
北海道大学古河記念講堂へのアクセス
JR札幌駅から古河記念講堂(フォーラム会場)への行き方:徒歩約10分
・JR札幌駅西口を出る
・北大通りを北へ向かう
・ヨドバシカメラから約200m北へ進んで、進行方向の左側にある北大正門を入る
・歩道の右側を道なりに約200m進むと、右手に白壁で2階建の洋館・古河記念講堂が見える
2015年06月26日
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