2011年05月25日

2011年度 形の文化会 大会・総会のご案内

2011年度 形の文化会 大会・総会のご案内

平成23年5月吉日

 暦の上では初夏となりましたが、先般の大震災の被害や影響もまだ終熄していない状況、心よりお見舞い申し上げます。今年度の形の文化会大会・総会のプログラムができましたので、あらためてご案内申し上げます。
 日本は四方を海で囲まれた海洋国家ですが、今回の大震災では、海浜の景観が一瞬のうちに変貌させられてしまうという、衝撃的な経験を共有しました。今年の大会は、長年海岸の浸食の問題に取り組んで来られた土木研究センター なぎさ総合研究室長 宇多高明氏を特別講演者にお迎えし、海浜に目を向けつつ形の文化への認識を深める機会となるよう計画いたしました。多数の皆様のご参加をお待ちいたします。会員外の方も是非お誘い下さい。また大会終了後の懇親会にも、どうぞふるってご参加下さいますよう、ご案内いたします。

形の文化会会長 金 子  務
総 会 世 話 人 小町谷朝生
コーディネーター 前田富士男
形の文化会事務局 山口 義久

《記》

 日 時  2011年5月28日(土) 午前10時〜午後5時
 場 所  共立女子短期大学(別紙アクセス地図をご覧下さい)本館5階
 世話人:メディアアート研究室(T/F 03-3237-2518)三井 直樹
 参加費  1,000円
 懇親会費 5,000円(予定)


特別講演者プロフィール
宇多 高明氏:1949年3月東京都生まれ。1973年東京工業大学大学院修士課程修了(土木工学)。建設省土木研究所河川部海岸研究室主任研究員を経て同室長。その間に科学技術庁長期在外研究員として米国スクリップス海洋研究所へ留学。1983年工学博士(東京工業大学)。国土交通省総合技術政策研究センター長、財団法人土木研究センター審議役などを経て現職。著書に『日本の海岸侵食』(山海堂1997)、『海岸侵食の実態と解決策』(山海堂、2004)、『実務者のための養浜マニュアル』(石川仁憲と共著、(財)土木研究センター、2005)、Japan's Beach Erosion - Reality and Future Measures (World Scientific Pub Co Inc, 2010)。

【2011年度 形の文化会大会(「海辺の文化のかたち」)プログラム】

 幹 事 会 (別室)(10:00〜10:55)

 会長挨拶 金子 務(大阪府立大学名誉教授)(11:00〜11:10)

 講 座 1 「4次元地球儀の図学」(11:10〜11:50)
小川 泰(筑波大学名誉教授)

 昼 休 み(幹事会続き)(11:50〜12:50)

 総  会 (12:50〜13:40)

 研究発表1 「横須賀美術館−海辺のかたち」(13:45〜14:15)
工藤 香澄(横須賀美術館)

 研究発表2 「岡倉天心と五浦・六角堂」(14:15〜14:45)
澤渡 麻里(茨城県近代美術館)

 講 座 2 「東電・福島第一原発事故と『かたち』」(14:50〜15:30)
荒川 紘(愛知東邦大学)

 特別講演 「海浜形を規定する最も本源的要素」(15:40〜16:50)
宇多 高明氏((財)土木研究センター常務理事 なぎさ総合研究室長)

 懇 親 会 (17:30〜 会場未定:神田)

posted by 形の文化会 at 18:03| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 2011年度の活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック