2010年12月01日

2010年12月4日/第53回 形の文化会フォーラム(東京)のご案内


第53回 形の文化会フォーラム(東京)のご案内
テーマ「かたちの大きさ」

 秋も深まって参りましたが、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。
 今回のフォーラムは、特別講演者に森 洋子氏をお迎えしてブリューゲル芸術の“源泉”としての版画についてのお話をしていただきます。また、研究発表も盛り沢山になっておりますので、是非たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。会員外の方もどうぞお誘い下さい。フォーラム終了後には、懇親会を用意しておりますので、こちらの方にもふるってご参加いただきますようご案内いたします。

形の文化会会長 金子 務
コーディネーター 前田富士男
形の文化会事務局長 山口 義久

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日 時 平成22年12月4日(土)13:00〜18:30(終了後懇親会あり)
会 場 慶應義塾大学三田キャンパス 南館地下3階 2B 32教室

三田キャンパス見取り図                   (南館はNです。)

参加費 1,000円  
学生・大学院生 500円

【プログラム】

13:00-13:10 会長挨拶:金子 務(大阪府立大学名誉教授)

13:10-13:40 研究発表:山根千明(慶應義塾大学人文グローバルCOEプログラム「論理と感性の先端的教育研究拠点」)
「絵画から『運動する光イメージ』へ―ヒルシュフェルト=マック《色光運動》を中心に―

13:40-14:10 研究発表:本間 友(慶應義塾大学アート・センター)
「『衰弱体』のかたち―土の土方巽像と水滴の時間―」

14:10-14:40 研究発表:寺地亜衣(東京藝術大学大学美術館)
「朝倉文夫《進化》におけるダーウィニズムの受容と
 エマニュエル・フレミエの影響」

14:40-15:10 研究発表:清水達雄
「星 表象の変化譚―マリアの星、新大陸へ―」

15:10-15:40 研究発表:佐々木英一
「正三角形のかたちをめぐる諸問題
―紙の造形美と幾何学―」

15:40-16:10 研究発表:石垣 健(アルスノート研究所)
「造形譜―形の情報科学―」

16:10-16:40 幹事講座:前田富士男
(中部大学人文学部)
「形の実験発生学―パウル・クレーとハンス・ドリーシュとバウハウス―」

16:40-18:10 特別講演:森 洋子氏(日本大学芸術学部大学院兼任講師)
「ブリューゲル芸術の“源泉”としての版画
―主題、モティーフ、形、空間構成、コンセプト―」

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特別講演者プロフィール:
森 洋子 氏
お茶の水女子大学哲学科卒業、ドイツ・ミュンヘン大学美術史学科ほかに留学。東京工芸大学助教授、明治大学工学部助教授、明治大学理工学部教授を歴任。2007年明治大学を退職、名誉教授。1989年『ブリューゲルの「子供の遊戯」』でサントリー学芸賞、日本児童文学学会特別賞受賞、1992年『ブリューゲルの諺の世界』で芸術選奨文部大臣賞受賞、1996年ブリューゲル研究によりベルギー国王から王冠勲章シュヴァリエ章受章、1999年『シャボン玉の図像学』で茗水クラブ学術奨励賞、2001年紫綬褒章受章。著書として、上記のほか、子供とカップルの美術史 中世から18世紀へ 日本放送出版協会 2002年(NHKブックス)、ブリューゲル探訪 民衆文化のエネルギー 未來社 2008年など多数。

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posted by 形の文化会 at 18:30| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 2010年度の活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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