2015年08月13日

第62回フォーラム@初夏の北海道、ご報告

去る6月27日〜28日、形の文化会第62回フォーラムを、初夏の北海道で開催しました。
2日間とも気づきの連続、エキスカーションでは2万歩以上の、まさに、足で学ぶフォーラムとなりました。
報告記事は、このたびの実行幹事をつとめてくださった片桐尉晶先生(宗教工芸・庭園デザイン・文化事業
(有)片桐仏壇店 アトリエピアノ)にご寄稿いただきました。
(形の文化会 幹事 粟野) 

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 第62回フォーラムは、初夏の北海道大学にて、若手の文化研究者でつくる北海道歴史文化研究会との共同開催となりました。
 山口義久先生の挨拶で開会後、門田昌大氏(札幌市)の発表は、舞踏譜に記された踊りと実際の舞踏のズレを通して、踊りとは何かを私達に問いかけるものでした。
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井上淳生氏(北大)の発表は、ダンスホールの踊り手と演奏家が無意識的に築いているある種の関係性を指摘し、そこに始原的な社会の形成を見ようとするものです。
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私片桐の発表は、北海道の近代と古代の土木デザインの共通点を、芸術の視点から整理し、両者には文化とは別個の風土が現れることを指摘するものです。
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 西村陽一氏による特別講演は、北海道の海洋環境と集落の発達が相まって生まれたワイングラスの形をした希有な港湾のデザインを解説していただきました。あの毒舌の金子務先生が「非常に美しい」と漏らした港湾は、風土の現れそのものです。最後に北海道歴史文化研究会の井上淳生氏の挨拶で研究発表会は終了しました。
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 その後札幌グランドホテル・グランビスタギャラリーに移動して「杉浦康平のマンダラ造本宇宙」展を見学後、同ホテル内のノーザンテラスダイナーで懇親会を行いました。
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 翌6/28は、小樽にて見学会、前田隆護氏と早川陽子氏の案内で小樽運河〜北のウォール街を見学。
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昼食後はさらに有志で森ヒロコ・スタシス美術館、フゴッペ洞窟の古代線刻遺跡、余市のニッカウヰスキー工場を見学しました。


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 今回の学会は音楽、美術はもとより文化人類学、社会学、工学、水産学にわたる幅広い研究が発表され、ディスカッションも一般の多くの来場者からの積極的な発言が多く、知る喜びを分かち合うものとなりました。
北海道歴史文化研究会の皆様、富士サルベージ(株)様、内田デザ イン研究所様、札幌グランドホテル様、前田隆護様、早川陽子設計室 様、ありがとうございました。
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posted by 形の文化会 at 11:42| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 2015年度の活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする